前歯のインプラント治療について

【新宿インプラント治療岸本歯科医院の治療ポイント】

前歯のインプラント治療に伴い、骨移植を勧められることに難色を示されている患者様へ・・・。

前歯は臼歯部(奥の歯)に比べて骨幅も薄い箇所です。
岸本歯科医院では骨造成手術を行わず、前歯のインプラント治療を行っております。
当院での症例をご紹介します。

上顎前歯部、骨移植無し、抜歯後即時埋入インプラント

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>>上顎前歯部、骨移植無し、抜歯後即時インプラント ・・・ の項

上記写真はインプラント埋入後、約8週後のインプラントの写真です。レントゲンで大きな病巣はありませんでしたので、抜歯と同時のインプラント埋入が可能と判断しました。


上顎前歯部、骨移植無しでのインプラント治療
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>>上顎前歯部の骨移植無しでのインプラント治療 ・・・ の項


上顎前歯部のインプラント治療の解説

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図9
は2ピースインプラントを深く埋入したため、フィクスチャーとアバットメント接合部まで骨が吸収したレントゲンをトレースしたものです。
歯肉から膿が出たりします。

図10は1ピースインプラントを深く埋入していますので、骨の吸収はありません。
ただ、1ピースインプラントは1本の棒のような構造なので、角度の補正ができません。
すなわち、インプラントを植立するときに方向に気をつけ、注意深く埋入する必要があります。
またすべてのケースで採用できる治療法でないことも事実です。
1本から2本のインプラント治療に採用できます。
図11は1ピースインプラントを埋入れした口腔内です。良好な歯肉の状態です。
岸本歯科医院ではフィクスチャーとアバットメント接合部が歯肉の中にある2ピースインプラントに比べ、1ピースインプラントは歯肉の健康のために優位であると考えています。
岸本歯科医院で採用しているミューワンインプラントやAQBインプラントは1ピースの国産インプラントメーカーです。
私は前歯治療における1ピースインプラントの有効性を日本顎顔面インプラント学会や日本先進インプラント医療学会で発表してきました。
今後その有効性が広く認識されてくると思います。
事実、最近2ピースインプラントが主力であったインプラントメーカーが1ピースインプラントを発売するようになりましたので、少しずつ流れが変わってきています。
岸本歯科医院では今まで蓄積された1ピースインプラントの症例数と経過年数があります。


当院での前歯のインプラント治療は、1回法を採用しております。

患者様に対しての負担を最小限に抑えるため、可能な限り骨移植を行わず、低侵襲手術を心がけております。
「前歯には、1ピースインプラントは向かない」という一部の先生の意見もあるように思いますが、岸本歯科医院ではむしろ積極的に前歯に1ピースインプラントを採用しております。
その理由は、2ピースインプラントは前歯にはリスクが高いと考えるからです。
上顎の前歯は骨幅が狭くてインプラント植立ができない場合が少なくありません。

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上記の図をご覧ください。
図1
の歯を抜歯しますと図2のようになりますが、時間が経つと口唇側の骨が吸収してきて図3のように骨幅が狭くなりますので、インプラント植立ができません。
そのため、骨幅を増やすために、骨移植が必要になりますが、これは大変なことです。
痛いし、腫れるし、期間はかかるし、費用もかかる。
自分が患者であったら逃げ出したくなります。

患者様の立場を考えるとお勧め出来ません。
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では、インプラントを深くいれたらどうでしょう?
悪くはありませんが、2ピースインプラントでは問題が生じる場合がございます。
2ピースインプラントとは根の部分(フィクスチャー)と土台の部分(アバットメント)の2つの部品からできていて、フィクスチャーとアバットメントをネジを使って留める構造です。(図4)
このフィクスチャーとアバットメント接合部には微妙な隙間(マイクロギャップ)が存在し、そのマイクロギャップに細菌が住みつき、悪さをします。
このマイクロギャップは周囲の骨に炎症物質を出して骨を溶かすことが知られています。
従って、2ピースインプラントを深くいれると、フィクスチャーとアバットメント接合部まで骨が吸収するのです。(図5)
そのため、2ピースインプラントでは、フィクスチャーとアバットメント接合部を深い位置にすることがないように、骨の高さをインプラント全周同じ高さにする必要があります。
一部分だけ接合部が深い位置にくると、その部分に骨吸収がおこるのです。
そのため、骨移植などの骨造成術が必要になります。(図6)
これは費用などの面も含めて大変です。
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一方、1ピースインプラントにはフィクスチャーとアバットメント接合部がないために(図7)、深くインプラントをいれても骨吸収などの問題がおきません。(図8)
インプラント周りの骨の高さを同じにするような処置はいらないのです。

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院長のインプラント概論

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