なぜソケットリフトなのか?

岸本歯科医院では侵襲性の少ないソケットリフト法を採用しており学会でも報告しています。

 

サイナスリフト法のような侵襲性の大きな手術を勧められた方、骨移植、動物由来の材料、
凍結乾燥骨の使用を提案され、インプラント治療に抵抗を感じている方、ぜひ一度、新宿の岸本歯科医院にご相談にいらしてください。ソケットリフトとサイナスリフトの違いは、サイナスリフトは歯肉を大きく切開するのに対し、ソケットリフトは切開範囲が少ないのが利点です。そのぶんどちらが腫れやすいか腫れにくいかはこの説明でお分かりになると思います。
下記で説明しますがソケットリフト法は切開範囲が少ない分、経験と技術が要求されます。

ここでは当院で行っているソケットリフト法を1~5段階に分けてご説明します。

  1. 骨の高さや幅が不足していてインプラントを植立することができません。
    socket1
    歯の欠損の期間が長かった方は上記の図のように骨が下がって痩せてしまっていることが多いです。普通にインプラントを入れてしまうとシュナイダー膜を突き出てしまうので、これではインプラントができません。よってインプラント植立にはソケットリフト法かサイナスリフト法が選択肢として出てきます。
  2. 上顎洞の1mm手前まで骨に孔をあけます。
    socket2
  3. オステオトームを使って残った1mmの骨を軽くたたいて、突破します。その際、上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を破らないよう注意深く膜の挙上おこないます。上顎洞底挙上術と言います。
    socket3
  4. インプラントを植立します。
    socket4

    インプラントの先端部分の空洞は血液で満たされていて、将来骨にかわっていきます(骨移植を伴わないソケットリフト法)。この部分に移植骨や人工骨をいれると、万が一上顎洞粘膜が破れていたら、上顎洞に人工骨が流れ出ていき、上顎洞炎(蓄膿症)の原因にもなります。岸本歯科医院は移植骨や人工骨の使用に反対しています。
  5. 3カ月後、かぶせ物が入り完成です。
    socket5

 

 

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院長のインプラント概論

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