既存骨重視のインプラント治療

既存骨重視のインプラント治療

今回は大きく歯の根が歯肉からとびだした例を説明します。
写真1の矢印部分は上顎第一小臼歯の歯根が大きく歯肉から露出している写真です。

既存骨1

写真1

CTを撮影してみると、頬側の歯根も口蓋側の歯根も骨から出ていることがわかります(写真2)。

既存骨CT

写真2


抜歯後、口蓋側の骨にワンピースのHAコーティングインプラントを埋入しました。
既存骨重視のインプラント治療で骨移植は行いませんでした。
現在7年経過しています。

既存骨3

写真3


写真3のように、頬側の露出もなく審美的にもよい仕上がりです。

CTをみると、頬側に骨が再生していることがわかります(写真4

既存骨CT写真4

写真4

 

(2018年3月15日)

赤は休診日です

院長のインプラント概論

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