骨造成について

  1. No.31有名教授も考えが変わることがある?

    上顎前歯部のインプラント治療についてのお話しです。 ある教授が書いた論文で、前歯では抜歯後に骨が吸収しやすいので、インプラントを埋入する時には吸収しない骨補填材を使用した骨造成術が推奨されていました。

  2. No.26インプラント治療で上顎洞炎をおこさないために。(ソケットリフトおよびサイナスリフトの場合)

    今まで何度か、ソケットリフトやサイナスリフトでのインプラント治療と上顎洞炎の関係を説明してきました。 少しややこしく、わかりにくい部分もあったと思うので、簡単にまとめてみました。・上顎洞炎や副鼻腔炎、いわゆる蓄膿症がある場合、ソケットリフトやサイナスリフトはおこなってはならない。

  3. No.22どうして骨移植をしないソケットリフト法を行うのか?

    上顎奥歯部分の骨の高さが足りない場合、サイナスリフト法で骨移植をして骨を増やしてからインプラント植立するのが従来からの考え方でした。ソケットリフト法では上顎洞粘膜が破れずに剥離できたかがわかりにくいため、反対する先生たちがいます。

  4. No.12腫れや痛みの少ないインプラントとは?

    腫れや痛みが少ないとはどういう処置だろうか?骨が充分にあり、歯肉の状態が良好であれば、インプラント治療はそんなに難しいものではありませんし、ほとんど腫れや痛みがなく行えます。問題は骨が足りない場合です。骨移植が解決策ですが、なかなかやっかいなものです。骨をとってくる側にも傷をつくります。

  5. No.7当院のメインテーマは骨移植をしないソケットリフト法と骨が薄くなった上顎前歯部のridge expansion法・・・

    今回は骨移植をしないソケットリフト法について述べます。上顎奥歯にインプラントを植立する場合、注意すべきことがあります。インプラント植立部位に上顎洞という空洞が近接している場合が少なくありません。蓄膿症という病気がありますが、上顎洞に膿がたまったことをいいます。

  6. No.6インプラント治療には不得意な分野もある・・・

    上あごの前歯の治療では、骨が極端に細くなっているケースが多いのです。ではどうすればよいのか?理想は骨移植ですが・・・。成功率は?つくった骨は吸収しないの?期間は?結論はご自身がどこまでインプラントに求めるかはっきりさせることです。骨を造り、ふっくらとした口元にこだわるなら、骨移植です。

  7. No.4ソケットリフト法で上顎洞粘膜が破れたらどうなるのだろうか・・・

    サイナスリフト法やソケットリフト法で骨移植を行い不幸にもシュナイダー膜(上顎洞粘膜)が破れてしまった場合の危険性について先に述べました。移植材が漏れ出て、人為的な上顎洞炎が発症する可能性があるということです。

  8. No.3本当に骨移植をしないでもソケットリフトはできるのだろうか・・・

    この疑問を解決する報告があります。 Palmaは動物を使った実験で骨移植群と骨移植をしない群に対してサイナスリフトを行いインプラントを植立しています。 結果は同じであると結論づけています。

  9. No.2インプラント医は失業する時代が来るだろう

    2008年12月6日、7日東京で開催された日本顎顔面インプラント学会に出席しました。そのなかで東京理科大学基礎工学部生物工学科教授、辻 孝先生の特別講演がありました。わたしには大変驚きの講演内容でした。

  10. No.1骨造成が必要と言われたのですが

    インプラントを植立するには、土台としての骨が必要になります。現在盛んに骨を造るための手術が行われています。しかし骨造成手術は必ず成功するものではなく、患者さんに苦痛を強いることになります。さらに、つくられた骨は吸収しやすいこともわかってきました。

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