インプラント概論

インプラントのメンテナンス間隔はどれくらいが適切か?

インプラントのメンテナンス間隔はどれくらいが適切か?

前回は、なぜインプラント治療後はメインテナンスが重要か、また、現在主流になりつつある粗面インプラントは、機械研磨インプラントよりさらにメインテナンスが大切になってくることを述べました。

また、当院で使用しているHAコーティングインプラントは粗面インプラントであることも記載しました。

ではメンテナンスは実際にはどの間隔でおこなえばいか、日本口腔インプラント学会・日本歯周病学会の発表しているインプラントのメインテナンスに関する学会見解を述べてみます。

口腔清掃状態の良好な患者さんやインプラント補綴装置及び周囲組織に問題のない患者さんでは一般的に4から6か月間隔が適切である。しかし、患者さんの全身状態や局所状態(残存歯の歯周組織の状態、インプラント周囲組織の状態、プラークコントロールの程度等)により、1から3か月毎というように間隔を調整することが望ましい。以下の論文がエビデンスとされています。

Monje A, Arando L, Diaz KT, Alarcon MA, Bagramian RA, Wang HL, Catena A: Impact of maintenance therapy for the prevention of peri-implant diseases . A systematic review and meta-analysis. Journal of Dental Research, 2016;95.372-379

当院では6か月に一度の来院をお願いしています。経過がいいと足が遠のく患者さんがいらっしゃるのが悩みの種です。日本口腔インプラント学会の見解に従って、患者さんの全身状態や局所状態によってはもう少しメインテナンスの間隔を短くすることも考えています。

2019年4月3日

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2019 shinjyuku Kishimoto-dc

関連記事

院長のインプラント概論

ページ上部へ戻る