インプラント概論

新しい麻酔薬『セプトカイン』

歯科治療で麻酔が十分効かなくて痛い思いをされたことはないでしょうか。

長い間、歯科治療に使われる局所麻酔薬はキシロカインが中心でした。

一般名リドカインといいます。

商品名では、キシロカイン、キシレステシン、オーラ注,エピリドなどです。私が大学生のころからキシロカインは一番使われていたので、もしかしたら40年近く一番使われてきた歯科用局所麻酔薬かもしれません。

しかし、虫歯で歯髄炎になり、痛みが強い場合、あるいは下顎の奥歯の神経をとる治療・抜髄治療、親知らずの抜歯でキシロカインでは十分な除痛ができない場合がありました。

患者さんはたまったものではありません、歯科医にとってもかなりのストレスです。

最近、新しい局所麻酔薬が認可されました。

商品名セプトカイン、一般名アルチカインです。

日本では認可に時間がかかるため遅れていますが、欧米ではかなり使用されているようです。

特にドイツではセプトカインの使用率がキシロカインより多いようです。

キシロカイン同様、安全な局所麻酔薬と考えていいようです。問題は価格です。キシロカインの2倍はします。

すべての治療に使うのではなく、親知らずの抜歯、下顎奥歯の神経を取る治療・抜髄などに使用していくつもりです。

患者さんに痛みを感じさせない治療も心がけていきます。実際、2025年夏ごろより使用していますが、下顎奥歯の神経をとる治療にはかなり有効です。

(図1)

キシロカイン

(2026年2月10日)

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