インプラント概論

虫歯発見は意外と難しい

虫歯発見は意外と難しい

 

私たち歯科医は毎日虫歯と戦っています。
削ってつめて、削ってつめてです。

明らかな虫歯は患者さんに虫歯の存在をお話しするのは簡単なのですが、問題は虫歯があるのか、はっきりしない場合です。

目で見て、あるようなないような。

レントゲンでもはっきりせず。
探針で触ってもはっきりしない。

正直、判断に困ってしまいます。

歯と歯が接触する部分、隣接面に発生してくる初期の虫歯によく経験します。

隣の歯を大きく削って治療している時に隣接面がよく見える状態になり偶然に発見されることも多いのです。

しかも、隣接面う蝕は意外と進行が速いことがあります。

専門家に隣接面う蝕を発生させる虫歯菌が変化してきたのか質問したことがあります。
一蹴されてしまいました。

 岸本歯科医院は虫歯の早期発見・早期治療はあまり賛成していません。

かつてのブログでもその理由を述べています(最後はひとです2018年6月30日)。

 

しかし、隣接面う蝕だけは早めに対応したほうが良いのではないかと考えるようになりました。

今、歯科界は審美歯科一色です。

たしかに白い歯は美しいと思います。

メタルを使った治療は姿を消しつつあります。

メタルフリーを謳う歯科医院も多いです。

しかし、隣接面齲蝕の治療方法として、インレー修復がいいのですが、今のところ金属を使った治療に勝るものはありません。

セラミックやジルコニアを使ったインレーはかけたり、精度を維持するのが難しいのです。

岸本歯科ではナイロンを使ったtumインレーを使うことが多いです。

金を使ったゴールドインレーにはかなわないと思いますが、白い歯を求める患者さんにはお勧めしています。

レジンで治療することもありますが、かなり術者の技術に依存した治療で、ピッタリ精度がいい治療を行うのは難しいです。熟練を要する治療だと思います。

隣接面う蝕の予防は歯磨きですが、完全に歯垢を取り切るのは難しいです。デンタルフロスの使い方を覚えてください。YouTubeなどでも使い方が説明されています。

かつてのブログでも書きましたが(デンタルフロスを使おう 2018年6月1日)、私の父親は90代の認知症でしたが、デンタルフロスは使っていたのです。

 

手先がフロスの使い方を覚えてくれるのです。

ぜひチャレンジしてください。高濃度のフッ素いり歯磨きペーストやオーラルリンスも補助的に使用するならお勧めです。メインは歯ブラシとフロスです。

(2019年6月27日)

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2019 shinjyuku Kishimoto-dc

関連記事

院長のインプラント概論

ページ上部へ戻る