kishimotoshika1000の記事一覧

  1. No.11Minimal Interventionとは?

    最小の治療的介入という意味ですが、低侵襲治療とか最小侵襲治療とか日本語訳されています。簡単にいうと、大きな手術をしない、大きく切ったり張ったりしないということでしょう。たとえば、今まで開腹手術で対応していたのに、腹腔鏡下で小さく手術を行うというものです。

  2. No.10時代はショートインプラントなのだろうか?

    インプラント治療を手がけている歯科医にとって、植立に使用するインプラントのサイズに迷いが生じる場合があります。できるだけ長く、できるだけ太いインプラントを使ったほうがいいのではないかと考えるからです。

  3. No.9院長はハイドロキシアパタイトコーティングインプラントに夢中?!

    現在多く使用されているインプラントは、大きく分けると、チタン系と、チタンの表面にハイドロキシアパタイト(HA)をコーティングしたものHA系、の二つになります。「HA系はチタン系に比べ骨と早期に結合する。」これは多くの研究者が認めていることです。

  4. No.8骨粗鬆症治療薬ビスフォスホネートと顎骨壊死について

    2008年度口腔四学会合同研修会に出席し、現在歯科で大きな問題になっている骨粗鬆症治療薬ビスフォスホネートと顎骨壊死について、最新の知見を学んできました。

  5. No.7当院のメインテーマは骨移植をしないソケットリフト法と骨が薄くなった上顎前歯部のridge expansion法・・・

    今回は骨移植をしないソケットリフト法について述べます。上顎奥歯にインプラントを植立する場合、注意すべきことがあります。インプラント植立部位に上顎洞という空洞が近接している場合が少なくありません。蓄膿症という病気がありますが、上顎洞に膿がたまったことをいいます。

  6. No.6インプラント治療には不得意な分野もある・・・

    上あごの前歯の治療では、骨が極端に細くなっているケースが多いのです。ではどうすればよいのか?理想は骨移植ですが・・・。成功率は?つくった骨は吸収しないの?期間は?結論はご自身がどこまでインプラントに求めるかはっきりさせることです。骨を造り、ふっくらとした口元にこだわるなら、骨移植です。

  7. No.5インプラント治療は本当に大丈夫なのだろうか?

    初めての方は誰でも不安に思う質問だと思います。私がまだ学生だった1980年前半、日本の歯科大学のなかでは初めて私の出身大学でブローネマルクインプラントが行われました。その頃、ある有力教授が私たち学生に講義で、「インプラントは排除する。そのためには研究者としてインプラントの研究をする。

  8. No.4ソケットリフト法で上顎洞粘膜が破れたらどうなるのだろうか・・・

    サイナスリフト法やソケットリフト法で骨移植を行い不幸にもシュナイダー膜(上顎洞粘膜)が破れてしまった場合の危険性について先に述べました。移植材が漏れ出て、人為的な上顎洞炎が発症する可能性があるということです。

  9. No.3本当に骨移植をしないでもソケットリフトはできるのだろうか・・・

    この疑問を解決する報告があります。 Palmaは動物を使った実験で骨移植群と骨移植をしない群に対してサイナスリフトを行いインプラントを植立しています。 結果は同じであると結論づけています。

  10. No.2インプラント医は失業する時代が来るだろう

    2008年12月6日、7日東京で開催された日本顎顔面インプラント学会に出席しました。そのなかで東京理科大学基礎工学部生物工学科教授、辻 孝先生の特別講演がありました。わたしには大変驚きの講演内容でした。

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