インプラント概論

院長もAQBインプラントを入れてます

院長もAQBインプラントをいれてます

 AQBインプラントに対する否定的な意見があります。日本製のインプラントは粗悪である・ワンピースのインプラントは前歯には向かない・HAコーティングインプラントはインプラント周囲炎になる・格安インプラントは骨に付かない等などです。AQBインプラントは日本製のワンピースタイプのHAコーティングインプラントです。価格も欧米のインプラントに比べてお手頃だと思います。

 さて、当院でAQBインプラントを使用して20年をこえました。また私自身、歯を失いましたので、当然ベストな選択として、AQBインプラントをいれました。歯を失うきっかけから、インプラント入れるまでの経過をお話しします。

 

悲劇はレジン充填からはじまった(治療はしなくてはならなかったので、仕方ないですが)

 大学浪人中のころ、前歯隣接面に虫歯を発見し、近くの歯科でレジン充填をしてもらいました。4年ほどたってから、突如歯痛が発現し、歯科大学の学生だった私は、大学の病院で歯の神経の治療をうけました。麻酔なしで歯を削りましたので、レジン充填による歯髄炎から歯髄壊死にいたり、無麻酔で歯髄の除去及び根管充填が必要になったのだと思います。当時、まだ大学生だったので、何をされているのかよくわかりませんでした。レジン充填は残念ながら、術後に歯髄炎をおこすことがあります。しかも、数年経過した後に起こることもあります。私は残念なケースになりました。

 

歯の変色が気になり、walking bleachをしたのがさらに悪くした

 歯の神経を取ると、歯の変色が多くの場合でみられます。歯科医師になりたてのころで、前歯の変色が気になり、セラミックの人工歯をかぶせるよりwalking bleach漂白のほうがいいだろうということでおこないました。おそらく、歯をもろくしただろうと思います。

 

旅行先のワイキキでマカデミアナッツを食べて歯が破折

 お土産に買ったマカデミアナッツを食べたら、バキッと音がして破折してしまいました。旅行中食べづらく、歯がぷらぷらして、つまらないハワイ旅行になってしまいました。

 

インプラント治療を希望するも断られる

 歯を削るブリッジ治療よりは、インプラント治療しかないだろうと思い、AQBインプラント治療をおこなっている大先輩を受診しました。大先輩はまだ抜歯は必要なく、土台コアをつくり、被せもので大丈夫と言われました。大先輩ゆえ反論することもできず、しぶしぶセラミック治療をしました。

 

10年間おそるおそるしか噛めず、異臭も発生

10年間おそるおそる噛んでいたのですが、異臭がするようになり、インプラント治療を希望するも再度断られましたが、今回は大先輩に異を唱え、抜歯をしてもらいました。もともと破折していた歯であったのを考慮してレントゲンを見ても、抜歯するほど悪いのかよくわかりません(大先輩も私も)(写真1)。

しかし、レントゲンをみてもよくわからないケースはしばしばみられます。自分自身歯科医師ですので、このまま様子をみると、周りの骨をダメにしてしまうので、抜歯以外の治療はないと確信して、何の迷いもなく抜歯してもらいました。

 

ごく普通に骨移植・歯肉移植せずにAQBインプラント治療がおこなわれる

抜歯すると異臭もなくなり、骨移植や歯肉の移植など痛みを伴う処置をせずに、ごく普通に、ワンピースのHAコーティングインプラントであるAQBインプラントの埋入が行われました(写真2)。

 

気にせず普通にかめるようになる

2か月後、被せものもはいり、ごく普通にかむことができるようになりました(写真3、4)。

10年間、セラミックをかぶせた自分の歯は何となく心もとなく、用心して嚙んでいましたが、インプラントになり、気にせず嚙むようになりました。

 

AQBインプラントですべてのケースを治療できるとは思いませんが、かなりのケースをカバーすることができます。特に上顎臼歯部の垂直的に骨が不足している場合は骨移植を回避することができます。今回のように、前歯もうまくいくことが多いです。何人かの歯科医師の意見を聞いてインプラント治療を開始することをお勧めいたします。

(2021年12月17日)

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