治療の考え方・治療概論

  1. 隣接面虫歯の積極的治療介入は有益か?

    隣接面虫歯の積極的治療介入は有益か? 岸本歯科では安易な虫歯治療はむしろ歯を失うことにつながると述べてきました。同様なことを週刊誌に載せる医療ジャーナリストもいます。そのような評論家の意見の最近のながれは・金属をなるべくつかわない。

  2. あえてインプラントの欠点について考えてみる

    あえてインプラントの欠点について考えてみます。インプラントは噛むことには入れ歯よりも明らかに優れています。さまざまなインターネット上での情報があふれている現在、インプラント治療が万能であるかのような記述、あるいは一生もつかのような記述も時折みられます。

  3. 虫歯発見は意外と難しい

    虫歯発見は意外と難しい 私たち歯科医は毎日虫歯と戦っています。削ってつめて、削ってつめてです。明らかな虫歯は患者さんに虫歯の存在をお話しするのは簡単なのですが、問題は虫歯があるのか、はっきりしない場合です。目で見て、あるようなないような。

  4. 薬剤耐性を作らないために

    薬剤耐性を作らないために第15回口腔機能再建インプラント研究会が東京秋葉原の三井記念病院でおこなわれました。日本歯科大学口腔外科教授の松野智宣先生はAMR(antimicrobial resistance) について講演されました。

  5. 歯肉には2種類ある。動く歯肉と動かない歯肉―インプラントとの関わりについて―

    歯肉には2種類ある。動く歯肉と動かない歯肉 ―インプラントとの関わりについて―歯肉には2種類あります。動く歯肉と動かない歯肉。動く歯肉は可動粘膜といわれ、動かない歯肉は付着歯肉といいます。

  6. インプラント治療後にはどうしてメインテナンスを受けなければならないのか?

    インプラント治療後にはどうしてメインテナンスを受けなければならないのか?インプラントが駄目になる原因は大きく2つ考えられます。インプラント周囲炎と過大な噛み合わせによる力です。インプラント周囲炎は天然歯の歯周炎とほぼ同じと考えられています。

  7. 無理してはいけない 細くて短いインプラントを使おう

    無理してはいけない  細くて短いインプラントを使おう2017年10月に、【 細くて短いインプラント】と題して記載してあります。その後、ひとりの患者さんが来院してきました。インプラント埋入後に下顎の神経の麻痺をおこしていました。

  8. 抜歯後の異常疼痛 ドライソケットについて

    抜歯後の異常疼痛 ドライソケットについて抜歯をおこなった後、痛みが全くないということはありません。何らかの症状があります。何となく違和感がある程度から、ずっと激痛が続く痛みまでさまざまです。強い痛みの多くはドライソケットと言われるものです。

  9. 医療ツーリズムと歯科インプラント

    医療ツーリズムと歯科インプラント岸本歯科にはさまざまな患者さんが来院します。もともと近くの患者さんを治療するために開院したのですが、インターネットの時代でしょうか、遠くから来院される患者さんが増えてきました。

  10. たばことインプラント

    たばことインプラント結論から言うと、たばこは歯科インプラントにとっていいことは何もありません。岸本歯科医院での治療成績は100%ではありません。残念ながらインプラントが顎の骨に生着しなかったり、数年で脱落することもあります。

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