治療の考え方・治療概論

  1. No.18CTは必ず必要ですか?

    CTは顎の骨のかたちや、血管や神経の走行を確認するのに大変有用な情報を知ることができる医療機器です。しかしながら、もっと重要なのは基本的なレントゲンや患者さんに話をよく聞く(問診)、よく診る(視診)、丁寧に触ってみる(触診)ことだと考えています。

  2. No.17ワンピースと2ピースどちらがいいの?

    いろいろなインプラント関係のホームページをみてみますと、ワンピースインプラントに否定的な見解を持っている先生が多いように思います。ここでは岸本歯科医院の考えをのべます。先ず、ワンピースインプラントと2ピースインプラントの違いを知る必要があります。ワンピースは1本の棒のような構造です。

  3. No.16第5回口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会に参加して

    平成22年7月17日、18日に東京歯科大学で、「第5回口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会」が開催されました。

  4. No.15抜歯と同時に入れるインプラント(抜歯即時インプラント)について

    一般的には歯を抜いてしばらくたってからインプラントを入れるのが普通でした。なぜなら、抜歯直後にインプラントを入れると、インプラントの太さより歯の太さのほうが大きいので、ぶかぶかになるからです。ぶかぶかになった部分に他の場所から骨を採ってきて骨移植をおこなうことが多いようです。

  5. No.14低価格インプラントの本当の理由

    低料金で行う眼科レーシック手術事件やインプラント使いまわし事件以後、低価格インプラントに対するバッシングが多くなってきました。低価格インプラントは粗悪であるというイメージを作りたい方々がいるのでしょう。

  6. No.13インプラント指導医も自分自身にHAコーティングインプラントをいれている

    先日、同級生から電話がありました。歯がだめになった。インプラントを入れてほしい。この先生はインプラントの指導医でもあり、ばりばりのインプラントロジストです。なのにほとんど泣きべそ状態。やはり自分のことになると、人間弱いものです。

  7. No.12腫れや痛みの少ないインプラントとは?

    腫れや痛みが少ないとはどういう処置だろうか?骨が充分にあり、歯肉の状態が良好であれば、インプラント治療はそんなに難しいものではありませんし、ほとんど腫れや痛みがなく行えます。問題は骨が足りない場合です。骨移植が解決策ですが、なかなかやっかいなものです。骨をとってくる側にも傷をつくります。

  8. No.11Minimal Interventionとは?

    最小の治療的介入という意味ですが、低侵襲治療とか最小侵襲治療とか日本語訳されています。簡単にいうと、大きな手術をしない、大きく切ったり張ったりしないということでしょう。たとえば、今まで開腹手術で対応していたのに、腹腔鏡下で小さく手術を行うというものです。

  9. No.10時代はショートインプラントなのだろうか?

    インプラント治療を手がけている歯科医にとって、植立に使用するインプラントのサイズに迷いが生じる場合があります。できるだけ長く、できるだけ太いインプラントを使ったほうがいいのではないかと考えるからです。

  10. No.9院長はハイドロキシアパタイトコーティングインプラントに夢中?!

    現在多く使用されているインプラントは、大きく分けると、チタン系と、チタンの表面にハイドロキシアパタイト(HA)をコーティングしたものHA系、の二つになります。「HA系はチタン系に比べ骨と早期に結合する。」これは多くの研究者が認めていることです。

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